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間違った学校選びをしない為に!日本国内の大学受験の変化と勝ち抜くための3要素(後編)

更新日:2022年11月8日


こんにちは。

GrowVaLスタッフです。


今回は以前お話させていただいた

「日本国内の大学受験の変化と勝ち抜くための3要素」

の後編のお話をさせていただければと思います。


前編はこちら(クリック)からご覧ください! 


また、先日10月8日に行われたセミナー

『令和版の教育設計と受験』

に関連する内容になります。


アーカイブ動画はこちら(クリック)

本記事に関連する内容は33:05~


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前回の記事では

・大学受験事情がどのように変わってきているのか

・そしてそのような教育の状態で生き抜くために必要なこと

をご説明しました。


ではどのような基準で学校選びをすればよいか…という部分が気になりますよね。

今日はそのようなお悩みにお答えしていきます。


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突然ですが、質問です!

皆さんにとって「良い」学校とはどのような学校ですか?

記事を読み進める手を一度止めて、頭に思い浮かべてみてください!










思い浮かびましたか?


私たちもたくさん保護者様とお話していく中で、

この質問を多くいただき、たくさん考えてきました。

もちろん人それぞれ!というのは間違いではないのですが

ただ一つ言えるのは、

「偏差値が高い=「良い」学校ではない!」ということです。


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例えば

偏差値60の学校と40の学校、どちらの方がよさそうですか?

または私立の学校では

「特進」「進学」のようにいくつかのコースに分かれていることがあります。

どちらの方がよさそうですか?


なんとなく偏差値が高い学校、「特進」コースの方がよさそうに感じますよね。


しかし実はそうでもないのです。

偏差値が高い学校や「特進」コースは、まだまだ一般入試を強く推している学校が多いです。


前回お話した通り、

現代の国内の大学受験事情は、推薦入試の募集枠が、一般入試のそれを凌駕し始めています。

「偏差値型教育」が終焉を迎え始めているのです。

「社会の課題・自分の進路に向けた探求などに対して、どのような活動をして、学び・成果を得たのか」

が求められる大学入試にも関わらず、強制的に一般入試を受けさせる学校もチラホラあります。


評定平均(通知表・内申)が足りているにもかかわらず、

推薦を受けさせてくれない学校も…。


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よって学校選びをする際に大事なポイントは


①「社会活動履歴」として残せるような経験・探究ができる、

またはそれらの経験のための提案をしてくれる学校を選ぶこと

②①の実践を通じた成果を用いて、

大学入試において「推薦入試(総合型選抜入試)」を推している学校を選ぶこと


です。


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①「社会活動履歴」として残せるような経験・探究ができる、

またはそれらの経験のための提案をしてくれる学校を選ぶこと

については、いくつか見極める要素があります。


A英語学習・留学関連

どこの学校も英語学習や留学については触れているはずです。

しかし「英語を話せること」は大前提です。


英語学習をした上で、どんな学びが形に残せるのかを見るのが大切です。


例えば…

私立郁文館中学校・郁文館グローバル高等学校(東京都文京区向丘)

では

LAT(Liberal Arts Track)/GST(Global Science Track)

という2コースを用意しています。

英語を勉強した上で

社会科学・人文科学/自然科学・情報科学の領域での

学びをグローバルマインドを身につけながら、

探究活動・研究レポートに残していくといった学びをしています。


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B探究学習

もう一つのキーワードは「探究学習(探究授業)」。

探究学習は、自ら問いを立てて、それに対して答えていく学習です。

教科における、教師が立てた問いを生徒たちが正解を探すのではなく、

自分自身で問いを立てて、その答えを出したいという「探究心」を大切にし

生徒が主体的に学習を進めていく方法です。

プロジェクトでの学習を通じて学んだことをポートフォリオとして、

形に残していきます。

探究学習に関する詳細はこちら(クリック)もご覧ください。



探究学習を通して育成を目指す 資質・能力


「中学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 総合的な学習の時間編」を参考にGrowVaL作成


例えば…

私立聖学院中学校・高等学校(東京都北区中里)

ではSTEAM教育として週6時間以上、探究・PBL型の授業を展開しており、

ものづくり・ことづくりに必要なツールを学んでいます。

週2時間以上ゼミ形式の授業があり、

「国際・社会・環境」などから自ら課題を設定し、

長期プロジェクトでの共同研究を行っており、

その他「現代社会×英語」としてSDGsを英語で学ぶ授業も展開しています。


ーーー


②①の実践を通じた成果を用いて、

大学入試において「推薦入試(総合型選抜入試)」を推している学校を選ぶこと

については、

大学入試の合格結果で「推薦入試」の割合をしっかり出していることや、

総合型選抜入試(旧AO入試)、学校推薦型選抜(指定校推薦)の対策として

どんなことを行っているのかを、

説明会などでお話しているかどうかが見極めるポイントです。


ーーー


英語学習・探究学習も行っているところが増えてきていますが、

中身を見てみると、まだまだ発展途上の学校が多いです。

ここに挙げた学校のように

学習を実践的に行っていて、かつ活動の履歴が形に残り、

推薦入試の結果につながったり、海外への大学進学などの結果を出していたりする

ような学校を見極めることが大切です。


10月29日のイベントでもおススメの学校をご提案致しますので

是非ご覧ください!


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=この記事のポイント=


A「偏差値が高い=「良い」学校ではない!」ということ


B学校選びをする際に大事なポイントは

①「社会活動履歴」として残せるような経験・探究ができる、

またはそれらの経験のための提案をしてくれる学校を選ぶこと

②①の実践を通じた成果を用いて、

大学入試において「推薦入試(総合型選抜入試)」を推している学校を選ぶこと



◇◇◇10月29日(土)イベントのご案内◇◇◇

:今回のテーマは「グローバル教育で伸びている学校!」

是非こちらもチェックしてくださいね!

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