こんにちは!
GrowVaLスタッフです。
今回は
「日本国内の大学受験の変化と勝ち抜くための3要素」
というテーマでお話をさせていただければと思います。
先日10月8日に行われたセミナー
『令和版の教育設計と受験』
に関連する内容になります。
アーカイブ動画はコチラ!
本記事に関連する内容は33:05~
この記事で
大学受験事情がどのように変わってきているのか
そしてそんな教育の状態で生き抜くために必要なこと
をご説明します。
中学受験を考えていらっしゃる方も無関係ではないです!
この教育事情を知らないと間違った学校選びをしてしまうかもしれません。
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セミナーに参加された方々にはお話していると思いますが、
現在大学入試が変化してきているのはご存じでしょうか。
具体的にどこが変化してきているのかというと、
「入試形態」が10年、20年前とは大きく変わってきているのです。
国内の大学受験の一般入試と推薦入試の受験推移は
(一般:推薦)
2000年 7:3 → 2020年 5:5
と推薦入試を受験する生徒さんの割合が増えて来ています。
【出典】文部科学省「大学入学者選抜における英語4技能評価及び記述式問題の実態調査(令和2年度) 」
これは大学の推薦入試の募集枠が拡充されてきていることが大きく影響しています。
逆に一般入試の枠が少なくなってきているため、
一般入試の倍率はどんどん上がってきています…
大学受験を将来見据えている場合は、
推薦入試での受験が主流になっていっているということです。
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大学入試がこのような変化を遂げたのは、
主に社会自体が変わってきたことが大きいです。
例えばここ数十年で誰もがデジタルデバイスを個人で所有するようになり、
社会全体がデジタルにシフトしました。
そんな将来を予測することが困難な時代(VUCA時代)が到来しています。
※VUCAとは
動的で複雑、不確実で曖昧という意味を表す言葉競争の激しい時代、安定のない時代
Volatility(変動)Uncertainty(不確実)Complexity(複雑)Ambiguity(曖昧)
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今そんな時代を生き抜くための人材を、各企業、政府は欲しています。
同時に大学もそのような人材を欲しているわけです。
従来の「ペーパーテストでは測れない力(非認知能力)」を
大学は「総合型選抜(旧AO入試)」
つまり推薦入試で募集を募っているわけです。
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総合型選抜入試は以下の三つの要素を採点の基準とします。
①基礎学力
…高校1年~高校3年1学期までの通知表の平均です。
②英語外部検定資格
…いわゆる英検(実用英語技能検定)やTOEICなどの検定資格を持っていることです。
推薦の資格に必要な大学もあれば、点数として計算される場合もあります。
一般入試でも英語の試験免除になる大学もあります。
英検でいうと準1級まで目指したいですね。
③社会活動履歴
…自分はどんな人間なのかを高校3年間の社会活動を通して記録として残し(ポートフォリオ)、
社会の課題・自分の進路に向けた探求などに対して、
どのような活動をして、学び・成果を得たのかを提示したものです。
特にこの③がとても大切です。
自分に
「どんな技術があって」
「どんな価値があって」
「今までどんな経験をしてきて」
「どんな社会の課題を解決してきたのか」
を問われています。
お子さんの体験や価値が問われていきます。
なので
偏差値だけ、ペーパーテストの対策だけの学校では、
お子さんの幸せが保証されない
ということがわかると思います。
どんな体験ができて、どんな価値が身に付くかがとても重要です。
これは学校選びの大事な視点になります。
どういう基準で学校選びをすればよいかは…またの機会に!
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=この記事のポイント=
A大学入試改革によって推薦入試を受験する人が増えた。
Bそれは社会がどんどん「将来を予測することが困難な時代」になってきているから。
C特にどのような活動をしてきて、学びや成果を得てきたのかが大事になる。
D「偏差値だけ」が売りの学校を選ばず、どんな体験ができて、どんな価値が身に付くかがとても重要
コメントありがとうございます!
今回記事を書かせていただいたスタッフです。
今回のお話はなかなかメディアなどでも取り上げない内容です。
積極的に情報を取っていかないと見えてこない内容ですので
把握していくのは難しいと思います。
ですが、「偏差値だけで選んではいけない」と少しずつ気づき始めているご家庭ももう少なくなくなってきているのも事実です。
甲斐様にとって有益な情報になったこと、嬉しく思います!
また情報提供して参りますので、何卒宜しくお願い致します。
貴重な情報をありがとうございます。
自分達の頃とは随分変わっているとは思っていましたが、実態までは全く分かっていませんでした。
特に、子どもの進路を、学力偏差値だけで見ないという基準を親である自分が理解するところからなんだ。。と今知れて良かったです。
社会にどう貢献できる自分になりたいか、私自身もまだまだこれからですが、見せていきます。ありがとうございました。